stroke : shun kawakami featuring jun inoue at artless appointment gallery 開催のお知らせ

artless Inc. 代表でありアーティスト/アートディレクターの川上シュンが、個展「stroke : shun kawakami featuring jun inoue」を

2018年1月12日(金)より、artless appointment gallery にて行います。今年3月にメルボルンのBackwoods Galleryで初の開催を

迎えた本エキシビジョンは、同ギャラリーのディレクター/キュレーターであるAlexander Hugh Mitchell氏の協力により実現しました。

 

(以下、Mitchell氏による展示メッセージ)

 

日本の文化は、古来から伝統と現代的なポップカルチャーという、まったく相反する二つの美学の上に成り立っていると言われる。

主に日本にみられるポップカルチャーは、世界各国のアイコンやブランド、ファッション、アート、さらには音楽など、複数の

異なる影響が複合した結果生まれたもので、その対極にある伝統美学-茶道や生け花、書道にみられる厳粛かつ奥深い美意識は、

長い歴史の中で形成され大切に守られてきた。

 

どちらも同じ文化的枠組みから確率されたのだという理論に基づけば、この二つの異なる美学にはもはや相違はないはずだが、

日本が経済成長期を迎えた70年代、二つの間に格差が生じる。西洋文化が流通した結果、”美の戒律”として長年寵愛されてきた

伝統美学が、若いアーティストから嫌煙されるとともに現代カルチャーの象徴から風化していったのである。古くから受け継がれて

きた日本の美学を現代的コンテキストにおいて再構築し、新しい美のビジョンを生み出すことはできないのかー。こうした疑問を

コンセプトに、本エキシビジョンの企画が始まった。

 

多くの受賞歴を持つ川上シュンは、グローバルなアートやデザインの流れを読み解くことで、単なる日本の伝統美への回帰には

留まらず現代的西洋思想を独自に解釈し、横断的に思考を遊ばせながら自身のプリミティブな美を表現している。デジタル

コラージュやインタラクティブ作品、マルチメディアなインスタレーションといった川上の作品は禅の思想を再現し、メディア

による表現の境界を広げた。また今年12月には、毎年ルーヴル美術館で開催される Salon des Beaux Artsにメインアーティスト

として招待されインスタレーションを行い、金賞 Médaille d’Orを受賞した。川上が手がけるプロジェクトは、自身が2001年に

設立したクリエイティブ・エージェンシーartless Inc.により行われており、川上の指導によりMicrosoftからISSEY MIYAKEまでを

クライアントとするエージェンシーへと成長を遂げた。現在ではartless Inc.のチームも一丸となり、「現代の日本美学における

新しいビジョン」の追求を続けている。

アートディレクター、そしてアーティストとして国内外で活躍し、日本に受け継がれる美学や文化の現代的再定義を試みる

川上シュン。彼の作品は日本独自の美意識や伝統を内包させた現代アートとして定義できるであろう。

 

Alexander Hugh Mitchell

Curator

 

是非、お立ち寄りください。

 

stroke : shun kawakami featuring jun inoue

会期 : 2018年1月12日(金)〜1月28日(日)

会場 : artless appointment gallery

住所 : 〒153-0051 東京都目黒区上目黒2-45-12 nakame gallery street J2 中目黒 高架下85

営業時間 : 11:00 〜 20:00 ※土日のみパブリックオープン

 

※artless appointment gallery はアート購入を目的とする方への予約制プライベートビューイングと

させていただき土日のみ一般オープンとなります。

作品のご購入およびご案内をご希望の方は以下のリンクよりご連絡をお願い致します。

http://www.artlessgallery.org/reservation/

 

artless appointment gallery

http://www.artlessgallery.org