ART + DESIGN
T-HOUSE New Balance

NOT FAR #02

TOKYO DESIGN STUDIO New Balance がプロデュースするこの「NOT FAR」#02。このフリーマガジンは、TOKYO DESIGN STUDIO New Balance がクリエイションを行うに際し、共感や歓喜を受けた素晴らしいモノやコトを、 第三者の視点を通じて編集したフリーマガジンです。2 号目となる今回は” Forward to the past” をテーマに、土地や 人、情報という過去を意識し、さまざまな観点で掘り下げることで、次なるビジョンを模索する私たちの視点が描かれて います。また同日、T-HOUSE New Balance では、グラフィックデザイナー、Nerhol としても活躍する田中義久氏を 迎え、ニューバランスが商品を生産し販売していく中で排出される端材や廃材に対して、独自の観点によるサスティ ナブルな仕組みと、新たな付加価値を加えるためのアップサイクルをテーマとした研究を展示するインスタレーションを 開催。「NOT FAR」では、本研究の前進となる田中義久氏のこれまでの活動を 8 ページにわたって紹介。インスタ レーションをより深く理解できる内容にもなっています。NOT FAR は、T-HOUSE New Balance ほか、NADiff a/p/a/r/t、The Monocle Shop Tokyo、Bookshop TOTO、ユトレヒト、文喫 六本木 など一部の書店でも配布しています。

第1特集 : 立原道造の日本橋浜町
T-HOUSE New Balance の近く、日本橋区橘町(現 : 東日本橋三丁目)に 1914 年に生まれ、その場所で思春期を過ごした詩人であり、24 歳の若さで 亡くなる直前まで、自らが過ごす場所を自分で設計するというまっとうな夢をみた建築家でもあった立原道造を辿った記録。

第2特集 : To the Past, または発現する時間
11 月 20 日から T-HOUSE New Balance で、グラフィックデザイナー、Nerhol としても活動する田中義久を迎えて開催する、インスタレーションの 開催に合わせ、田中氏が過去におこなった紙の取り組みの紹介と、ヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展をはじめ、さまざまな協働を行っている建築家の能作文徳との同時代性を紹介。

第3特集 : スニーカーからみる経済と歴史 消費者が購入したスニーカーを売買できるリセール(転売)市場。まるで株のようにスニーカーが売買され、人気商品は定価の何十倍もの価格で 取引されている。この数あるファッションアイテムの中でも、スニーカーならではの現象について考察する。

連載 :
NEIGHBORS Vol.02 / Aimé Leon Dore
ANOTHER DIAGRAM Vol.02 / バスケットボール、あるいは水槽の中の平衡

「NOT FAR」#02
2020年11月20日(金)
A4サイズ 48 ページ(本誌・英文) + 24 ページ(日本語訳)
FREE(年 3 回発行予定)
Produced by TOKYO DESIGN STUDIO New Balance

編集長 : 江口 宏志
編集 : 加藤 孝司 大神 崇
デザイン・アートディレクション : 熊谷 彰博
ゲストデザイナー : 田中 義久